2017年07月06日

鉄道整備庫の無垢フローリング

休日に群馬県にある碓氷峠鉄道文化村に行ってきました。

鉄道が好きな人にとってはとっても面白い施設です。
そうでない方も、地面から見上げられる鉄道車両の大きさに圧倒されるでしょう。

鉄道文化村の中に、
鉄道展示館・旧検修庫(車両を検査、修理するための整備用車庫)があります。
なんとも油の臭いが充満していそうなとても雰囲気のある整備庫です。
碓氷峠鉄道文化村木口床材

鉄の塊の車両が展示されているのですが、よくよく床面を見てみると
床には木材が敷き詰められています。
それもあまり見慣れない工法で敷き詰められています。
木口が表面に向いています。

単純に考えると木口(切り口)を表面に向けて施工すると
水分の吸収が早くてすぐに腐りそうな気もするのですが腐れは見当たりません。
見える所だけ腐っていなくて深いところは腐っているのかもしれませんが、
現状の床表面は非常にしっかりしています。
碓氷峠鉄道文化村木口フローリング


この木質床の材料は栗だそうです。
サイズは、おおよそですが木口面が14cmx9cm、深さ(長さ)10cm前後
のブロック状になっていました。

栗の木のブロックとブロックの間には砂を入れて敷き詰めていっているそうです。
色が黒くなっているのは整備油が飛び散ったりして色濃くなったそうです。
わざわざ油を塗るようなことはしていないそうです。
これは私の推測ですが、この整備油が長い年月で栗の木に染み込み
木の腐れを防いでくれている可能性もあるかも知れません。
碓氷峠鉄道文化村木口床材

なぜ、栗が使われているのかを尋ねると
工具を落とした際に工具や部材が傷み難いようにするためもあるのだとか…

そういえば大工さんの作業場もコンクリートは少なくて土が多いですよね。
万が一、道具を落とした時に刃が欠けたりしないようになのかな?
大工さんが手刻みする時に、足腰が楽だとも言っていた気がします。

鉄道整備に使う道具は、住宅などで大工さんが使う道具とは異なり
非常に大きくて重たい工具になります。
碓氷峠鉄道文化村木口フローリング

一般的に堅いとされている栗の木でも、
板状に敷き詰めて大きな工具や部品を落とすと割れる可能性が高いです。
車輪だけでも数トン級になるのではないでしょうか?
まぁ、板を分厚くすれば割れにくいのかもしれませんが高価になりますね。

木口を表面に見せて晩材面を多くとり
短いブロック状にして
少し手間を掛けて敷き込んでいく。

素足での生活が基本の日本の住宅の床面では、
凹凸が出すぎて少々無理が有るかもしれませんが
車両整備庫の様に用途によっては利にかなった工法なんですね。
この床板は、少なくとも50年以上は使用されているとのことで風合いもステキです。
碓氷峠鉄道文化村では、少し違う角度で見れる希少な場所かも知れません。


フローリング
無垢フローリング専門店 [木魂] 25年間で5,000件以上の実績を持つ木材コンシェルジュが世界各地の原木から厳選した無垢フローリングをご提供いたします。
東京都・新木場無垢フローリング専門店

全500種類の無垢フローリング
商品データ集をダウンロード(click!)



無垢フローリング施工例一覧(木魂-kodama-)

無垢フローリング施工例専門サイト

無垢フローリング施工例一覧(ブログ)


人気blogランキングへエントリーしております。
ブログランキングバナー
今日も清きワンクリックをポチッとお願いします!

bnr_sekourei_350x90



この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔